【教育資金の貯め方】手段は3つ!どうやって決める?

ここ数年インフレで生活費が…とため息を吐きたくなりますね。
お米の価格は2倍、お野菜も高くて手が出しにくい…。

そんな中でも、子どもの将来のために教育資金を貯めないと…貯められるかな。

さて、こんな時代。
貯蓄方法は人それぞれではありますが、自分とって一番いい貯蓄方法とは一体…?

うちの息子はもうすぐ2歳!
まだ15年以上期間があるので新NISAでこつこつ投資してます!

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教育資金、どんな貯め方がある?

教育資金の貯蓄方法として多くの人が選ぶのは預貯金・投資(新NISA)・保険(学資保険)の3つでしょう。

預貯金

お金を貯めるのにまず最初に思いつくのが預貯金。
預貯金でも普通預金・定期預金があります。

⭕️預貯金のメリット

  • 元本保証があるので安心。
  • いつでも自由に引き出せる
  • 金融リテラシーがなくてもすぐに始められる。
  • 定期預金なら自動で積立できる。

❌預貯金デメリット

  • インフレに弱い
  • 金利が低い。

向いているのは「緊急時にすぐ使えるお金を確保したい」「教育資金を数年以内に使う予定がある」人です。

投資(新NISA)

次に投資。やり方によっては損することもあるので怖くて敬遠してしまう人もいるかと思いますが、シンプルに手数料の低い投資信託を毎月積み立てて15年以上続けるだけで年利5%前後増える可能性が高いです。

⭕️投資のメリット

  • 長期(15年以上)で運用すれば、預貯金より大きく増える可能性が高い。
  • 新NISAは運用益が非課税。(効率よく増やせる)
  • 新NISAはつみたて額を変更可。

❌投資のデメリット

  • 元本保証がなく、損をする可能性がある。
  • 相場の変動で不安になることがある。
  • 途中で取り崩したり短期投資の場合はタイミングによって損が出る。

向いているのは「10年以上貯蓄期間がある」「コツコツ積立できる」人です。

学資保険

学資保険は保険会社に毎月一定の金額を支払うことで、満期には支払額より少し上乗せして受け取ることができます。

⭕️学資保険のメリット

  • 強制的に積立され管理不要
  • 保険料を払えば必ず決まった金額を受け取れる。
  • 万が一の保証がついてる保険もある

❌学資保険のデメリット

  • 途中引き出しができない。
  • 利回りが低め。(返戻率105〜110%程度)
  • 途中解約すると元本割れする。

向いてるのは「投資はこわいけど少しでも増やしたい」「強制的に教育費を積み立てたい」「万が一の備えもしておきたい」という人です。

でも保険会社も投資をして増やしてるのに、こちらが払う手数料は高くなり
受け取れる金額も投資よりかなり低くなります…。

預貯金・投資・保険、どの方法で貯める?

貯蓄方法を決めるには家計の状況、数年先のライフイベント、貯蓄期間の3つを考慮する必要性があります。

家計の状況

まずは年間の収支を知ることが大切です
月々の収支だけでなく、年1回の車税や賃貸の更新費、冠婚葬祭などの急な出費は家計簿からもれている可能性もあります。

1ヶ月単位の収支は黒字でも年間だと赤字…ということもあるかもしれません。
特に駐車場代や自動販売機などはもれやすいので、注意しましょう。

借金は金利が高いものからできるだけ早く返済するべきです。
黒字家計+生活防衛資金を確保が優先事項となります。

数年先のライフイベント

数年後に支出予定がある場合は書き出してみましょう。
引越し・転職・出産・家の購入・子どもの入学・車や家電の購入などあると思います。

もしかしたら子どもの習い事や部活で出費が増えている可能性もありますね。

学資保険だと緊急時に自由に引き出せません。
投資の場合は引き出すことができますが、もし暴落したタイミングだと投資額よりマイナスの可能性もあります。(でも積立額の変更が可能)

数年先を見越して無理のない範囲で貯蓄することが大切です。

貯蓄の期間

もし、数年後にすぐお金が必要なら預貯金しか選択はありません。
投資や保険は貯蓄期間が長くないと損したり、契約できる保険がないからです。

逆に15年、20年……と貯蓄期間が長くなるほど投資が有利になります。

投資は投資した会社の株価が変動することによって利益・損失が出ます。
ギャンブル的な投資もありますが、15年以上のインデックス投資であれば年利4〜7%ほど増える可能性が高いです。

リスクが全くないわけではないですが、今までのデータでは15年以上の投資だとそれだけの利益が出ており、保険会社も投資をして利益を出してます。
保険会社を通すと手数料が増え、満期にもらえる額も積立額の5〜10%ほどと少ないので、学資保険よりも新NISAで投資をおすすめします。

例えば15年間、月1万円のつみたてで年利3%の場合
元本180万円+利益約47万円貯まります。
(金融庁のつみたてシュミレーターで計算)

【まとめ】教育資金、貯蓄のための戦略

各家庭で家計の状況が違いますが、基本的にこの順番になるかと思います。
並行して行うのもOKですが、急な出費やトラブルがある場合もあるのでよく考え、無理のないように進めてください。

①年間の収支を知る。
②家計を改善して黒字になるようにする。(不要な保険、サブスクなどの解約。格安SIMにかえるなど。)
③生活防衛費を貯める。(半年〜2年)
④借金があれば優先して返済する。
⑤新NISAで長期投資。
⑥教育資金が必要な年が近づいてきたら預貯金を増やす。

あまり貯蓄期間がない場合はこの順番ではいけないかもしれません。
それでも丁寧に家計改善をしていけば少しずつ余裕ができることでしょう。

正直、私は学資保険は不要だと考えています。
満期に受け取れる額は少ないし、万が一のための保険が欲しいなら掛け捨て保険の方が安いので効率がいいです。

投資はこわい?もし株価が下落したら…

投資というと失敗したら大金を失う、みたいなイメージを持つ方も多いかもしれません。
もちろん暴落したらお金が半減してしまうリスクはありますが、それはやり方次第。

2024年の夏、株価の暴落がありました。
そこから成長していったものの2025年3月、またもや暴落。

大きな下落に耐えきれずにNISAをやめてしまった、という声も聞きます。

しかし、株価の下落は安く買えるチャンス
我が家も2025年3〜4月はマイナスでした…が今はプラスになりました。

下落しているタイミングで投資したことによって、回復が早くなります。

何度暴落があっても上がり下りしながら右肩上がりに経済は成長しています
不安に感じてしまうこともあるかもしれませんが、未来を信じてコツコツ積み立てると明るい未来が待っているかもしれませんよ。
どうしても不安なら少額から投資の練習をするのもいいかもです。

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