5ヶ月から始めた離乳食。
10種類の野菜、豆腐、卵黄、ヨーグルトなどに挑戦し個人的にはなかなか順調ではないかと思われていた離乳食初期の前半。
後半では少しずつ不足してくると言われる鉄分を補給するために魚、鶏、卵などの食材にチャレンジ、また昆布や鰹、椎茸の出汁やBF(ベビーフード)の野菜スープやコーンスープなどを足して、より味を楽しめるように……と考えていました。
前半では基本的には毎日何かしら口に入れてくれてギャン泣きなどはなかった…のに。
そう、離乳食イヤイヤ期が始まってしまいました。
後半に入り慣れてきただろうと思っていたのですが、後半に入って徐々に雲行きが怪しくなり次第に数口食べてギャン泣き、仰け反って嫌がる息子に溜まってしまうストレス。
母、そういう時期もあるかもしれないし気楽に考えようと思ってたけど当事者だとイヤイヤされると精神的にくるものがありました。
けれど基本的に毎日一口(ほんの少しでもOK)は新規食材を口にしていたので離乳食の進み具合に関しては焦ることもなく、その時期の2回目の離乳食はよくお休みしていました。
離乳食が始まったと言えどまだ初期なので焦らなくて大丈夫。
母乳やミルクから栄養摂れるし我が子が元気ならそんなに心配しすぎないように。
…と言っても心配しちゃうのが親なんですけどね。
今回は離乳食食べなくなった時期に私が実践していたことも合わせてご紹介します。
まずは前回同様離乳食スケジュールを記載☆
離乳食初期後半のスケジュール
こちらが実際のスケジュールです。
-は離乳食をお休み、またはあまり食べれなかった食材の再チャレンジなど新規食材をお休みした日です。
初期後半 | 新規食材 |
1日目 | そうめん |
2日目 | – |
3日目 | レタス少々 |
4日目 | 野菜スープ(BF) |
5日目 | パンがゆ(BF)・みかん少々 |
6日目 | 昆布だし |
7日目 | はと麦茶 |
8日目 | – |
9日目 | – |
10日目 | – |
11日目 | しらす |
12日目 | – |
13日目 | 新玉ねぎ・いちご少々 |
14日目 | 鰹だし・ミニトマト少々 |
15日目 | 赤ちゃんせんべい |
16日目 | – |
17日目 | きゅうり |
18日目 | 鶏ささみ |
19日目 | バナナ |
20日目 | 鶏レバー |
21日目 | 枝豆 |
22日目 | レタス |
23日目 | 椎茸出汁 |
24日目 | – |
25日目 | ぶり |
26日目 | 卵白 |
27日目 | きなこ |
28日目 | 鮭 |
1ヶ月経ち、離乳食にも少し慣れてきた頃かと思いきや途中から母乳やミルクが欲しくて泣いたり顔を背けるようになってきてしまいました。
こういう時期もくるかもしれないとは思っていましたが、食べてくれないのはなかなかストレスです。
離乳食開始して早めに始めた2回食も機嫌が悪かったり眠そうな時はお休みしてました。
1日1種類新規食材にチャレンジしていたのでお休みしても焦ることなく続けられたので良かったです。
離乳食初期(後半)の量
離乳食初期後半の量の目安としては下記の表をご覧ください。
離乳食開始から1ヶ月の目安 | 離乳食中期 | |
おかゆなどの炭水化物 | 30g | 50g〜80g |
野菜 | 15g | 20〜30g |
豆腐、白身魚、卵黄など | 5〜10g | 15g (卵黄は1個まで) |
目安量はこのようになってますがまだ離乳食は始めたばかり。
おかわりを欲しがる子もいれば食べれない子もいるでしょうが母乳やミルクが飲めていれば大丈夫です。
なかなか離乳食が進まないという声もよく聞きますが、「1口食べれた!OK!」と軽い気持ちで進めることができると気持ち的に楽です。
うちの場合は殆ど毎日新規食材にチャレンジしているので、新規食材は午前中の離乳食小さじ1から始めますがその後も小さじ2くらいの量を用意していました。
どうせ完食できるか分からないからと思って毎日違う食材に挑戦しようと決めた部分もあるのですが、最初は本当に完食が少なかったので個人的には大正解だったと思ってます。
我が家が離乳食初期に用意していた量は「おかゆ25g、野菜10g×2種類、たんぱく質10g」です。
アレルギーの心配が少ないものは取り敢えず1口食べれればOK!
基本的に普段から使う食材から進めていったので食べなくても大人用の食材としてまた購入するからショックも少ないです。
前述した通り、食べない時期は2回目の離乳食はお休みしましたが離乳食中期に入る頃にはよく食べるようになり、完食も増えていきました。
離乳食を食べてくれない時の対処方法
ここでは我が子が離乳食を食べない時にどうしたら食べてくれるのか、我が家が実践したことや改善点、他のママさんの体験談を元にお話しします。
まずは姿勢とスプーンの角度
赤ちゃんが離乳食を食べる時の姿勢は少し俯き気味の方がいいそうです。
そしてスプーンは平行に口の前まで持っていき、我が子が食べてくれるのを待ちます。
離乳食前半、これを知らなかった時は嫌がる感じではなかったけどやはり食べてくれませんでした。
座れない子は抱っこしながらになるので難しいですが最初は量も少ないし時間も長くかけなくて大丈夫なのです。
これからは母乳やミルクの他に離乳食を食べる時間があるということを教えて慣れてもらいましょう。
離乳食のタイミングをかえてみる
もしかしたらその時間はお腹が減っていない可能性もあります。
うちの子は10ヶ月になり離乳食をしっかりと食べてくれるようになりましたが朝は少し残してしまったり食べる量が少なめです。
また朝から母乳を飲んでいることもその理由かもしれません。
他にも眠たい、母乳やミルクが飲みたい、など離乳食より優先したいものがある可能性も。
大人でも「眠たいから二度寝したい」「食欲ないから飲み物だけでいいや」などと思うこともあると思います。
朝の10時がダメなら1時間ずらしてみる。
それでもダメならお昼に試す。
もしもの場合に病院に行ける時間帯であれば変更しても大丈夫ですよ。
数回チャレンジしても嫌がっていたらやめる
離乳食イヤイヤ期に息子が口を開けた隙に食べさせたことがありますが、ギャン泣き…。
そして口からべー…。
離乳食が嫌いになる可能性もあるのであまり無理矢理になるのはよくないと思います。(←人に言えない)
1口でも食べたらOK!
1口食べれなかったら翌日!または数日〜数週間休んでから再スタートしましょう。
食事している様子を見せる
離乳食を始めるサインとして「人が食事する様子を見つめる」という項目が入っていたりしますが、興味はあっても赤ちゃんにとって食事をすることは未知です。
ご飯を近くで見せてみたり献立の説明をしてみたりするのもいいかもしれませんね。
食べる時の雰囲気づくり
食べることは楽しいんだと知ってもらうためにも是非明るく声をかけてあげてください。
離乳食イヤイヤ期はお休みを増やしつつ(うちは2回食してたので1回食に)嫌がったら早めに終了。
母も離乳食サボりつつ気持ちを落ち着けて1〜2週間くらいたった頃、離乳食の声かけを変えることにしました。
今までは「あーん」と言うだけでしたがスプーンを持って宙に円を描いてみたりほっぺたを指でツンツンしたりして気を引いてみました。
そして食べる時には「あーん、もぐもぐもぐもぐ、もぐもぐもぐもぐ(速く)…おいしー!」と頭を揺らしてみたり指を動かしたり表情をかえたりしてみてました。
うちの息子はこれが大ヒット!
笑って食べてくれるようになりました。
…母は結構テンション頑張ってあげてたので疲れましたが、息子の可愛さに癒されておりました(笑)
小さめスプーンにして少しだけ舐めさせる
嫌がるなら休憩して再度チャレンジ。
1口舐めるだけでも口の中に入れられたら「食べれたね!ごちそうさまでした!」とするのはいかがでしょうか?
無理やりになるのはよくありませんが、これだとお互い短い時間で完了できるし我が子を褒めて我が子は褒められてハッピーな気持ちになれるかも。
…でも嫌がってるのに何度もこの手を使うのはあまりおすすめできません。
我が子の好物をあげる
私が離乳食を始めるときに楽しみにしていたのは我が子の好物探しでした。
そして我が子が最初によく食べてくれたのはかぼちゃ、そしてさつまいもです。
完食が少なかった初期でも完食してくれていましたし、悪かった機嫌が落ち着くこともありました。
可能ならお母さんが疲れてる時は少しくらい休もう
作るのも大変ならあげるのも大変な離乳食。
- 口を開けない。顔を逸らして嫌がる。のけ反ってギャン泣き。
- 遊んで時間がかかる。コップ中身をこぼしてびちゃびちゃ。食べ物や物を落とす。
もうこんなのあるあるです。
うちの子はとにかく母乳・ミルクが大好きで初期の離乳食イヤイヤ期は「離乳食ではなく乳を出せ!」とギャン泣きしておりました。
その時には好物を出してみても泣き止んでくれなかったこともあります。
今は1回食、もしくは2回食でもいずれは3回食になり作る量も増え、なんだか1日ずっと離乳食をあげてるような気がしてきます。気が付けば夕方。そして3回食が安定してくると離乳食を休めなくなってきます。
勿論ベビーフードを使って離乳食作りをお休みするだけでもいいですが、スプーンですくってあげたり食べ散らかした片付けはしなければいけません。
また離乳食を冷凍ストックしている場合、ストックが切れたときに作るのも億劫になってきませんか?
離乳食ちょっと疲れたなと思ったときは早めにひと休みしてちょっとだけでも心に余裕をもたせておくことをおすすめします。
赤ちゃんだってお母さんの声や雰囲気から何か感じ取っているかもしれません。
お互いできるだけゆったりした気持ちで過ごせるようにできるといいですね。