【腹腔鏡下手術】費用や持ち物、入院の流れについての体験レポート。

私の初めての妊娠は流産でした。
流産後、7センチほどの子宮筋腫を摘出するべく腹腔鏡下手術を受けました。

この記事では私と同じように腹腔鏡手術を受ける方の参考になればと費用や持ち物を簡単にまとめてみました。
病院や個人で差があると思いますので一つの事例として読んでいただければと思います。

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腹腔鏡下手術〜入院の費用

まず、皆様も気になるであろう費用からいきます。

費用は健康保険適用後でも10万円を超えると説明されました。
ですが高額療養費制度を利用すれば費用を抑えることが可能ということ。

加入する医療保険から事前に「所得区分」の認定証を発行してもらうことにより、医療機関の窓口での支払を負担の上限額までに抑えることができます。

自己負担の上限額は年齢や所得によって異なりるそうで、高所得者になると高額療養費制度が受けられない場合もあります。

私の場合ですと当時の年収は300万円前後で64,570円になりました。
ただし手術の関係で歯科口腔の診察があり別会計で5,600円の支払いがあり、病院への支払い総額はで70,170円です。

(人工呼吸器をつける際に虫歯など口内の環境が悪いと感染病などのリスクがあるので、歯科口腔の診察があります。医療費では歯科は分けられているので別々の請求となっています。)

自分の加入している保険を確認しよう

任意で加入している保険がある方は保険の対象となっている場合があるので内容を確認してみてください。個人だけでなく会社で加入している保険がある方はそちらもしっかりと確認しましょう。

高額療養費が対象だとしても大きなお金が飛んでいくことには変わりありません。
貰えるものはしっかり貰っておきましょう。

入院時に持って行ったもの

手術時に使用するもの
  • 弾性靴下
  • T字帯
  • おむつ
持って行ったもの
  • ペットボトルストロー ★おすすめ★
  • 下着(4日分くらい。パジャマは病院から借りました。)
  • ティッシュ・タオル
  • 飲み物(5、6本くらい)
  • はし
  • 歯ブラシ・歯磨き粉
  • シャンプー、ボディーソープ、洗顔
  • マスク
  • ナプキン(ショーツ型)

私は以上の品々と本4冊とウォークマンを持っていきました。
入院中は暇なのですが術後は目が疲れやすいので、スマホなどを見過ぎないように注意してください。私はそれを医師や職場のパートさんから聞いていたので術後はずっと音楽を聴いていました。

おすすめ1:ペットボトルストロー

術寝たままでも飲めるペットボトルストロー、大活躍です。
個人差はあっても術後2〜3日くらいは痛みで起き上がるのが大変だと思います。

おすすめ2:ショーツ型ナプキン

手術後の出血に備えてナプキンが必要です。
ショーツ型のメリットはナプキンがずれたり漏れたりの心配が少なく、退院後の洗濯ものを減らすことができます。

デメリットとしては少し厚みがあるので付け心地が気になる方はいるかもしれません。

入院中の流れ

こちらは私が入院した時の流れです。
手術後の診察(様子見?)はちょこちょこ先生たちがきてくれていたので省いてます。
病院による違いや個人の回復次第で差が出るかもしれませんが気になった方はご覧ください。

私の場合1週間入院しましたが、5〜6日で帰れると思います。

入院中の流れ

↓腹腔鏡下手術による入院。さつまの場合。↓

入院1日目
受付・便秘薬の服用夕食後断食・0時より飲み物ものも禁止

入院2日目
午前中点滴・診察。昼から手術説明・手術
手術後は点滴・心電図・血圧計・ドレーン・尿の管などがついたままなのでがんじがらめ。
背中のドレーンから麻酔が入る。術後すぐはまだ麻酔でそう痛みはない。私の場合夜から熱が出た。

入院3日目
朝から心電図・血圧計が外れる。お昼から食事開始
ドレーンはまだ外れず寝たっきりで背中が痛い。尿の管も入ったまま。
食事の時に術後初めて起き上がると目眩、耳鳴り、冷や汗が出た。

入院4日目
動いた時に痛みが出てきた。微熱が続く。尿の管・ドレーン、点滴をとる
開放バンザイ。肋骨あたりが膨満感が出てきた。
この日も結構痛かったが、歩けるようになった。

入院5日目
入院費の支払い。歩いた時にまだ痛む。
膨満感は少し落ち着いてきた。筋肉痛っぽくなった。
大分動けるようになる。

入院6日目
帰りたい。家が恋しくなる。
退院していいのを知っていたら帰ってました。

入院7日目
退院。歩くと痛いのでよちよち歩きで帰る。

まとめ

ざっくりとですがこんな感じです。
入院中に一番辛かったのは背中のドレーンの存在です。

自分の体重が乗るので痛くて早く取ってほしい思いでいっぱいでした。

退院後は腹腔鏡下手術の場合、日常生活や仕事への復帰も比較的早くできますのであまり心配し過ぎなくて大丈夫です。
ただ、動き回ったりや重いものを持ったりするお仕事は、何日か休むことを推奨します。

私は予め退院後に2日ほどお休みを頂くつもりで、合計で9日間の連休にして頂きました。
個人的にちょうど良いお休みだったと思いますが個人差もあるので、無理はしないようにしてください。あくまで私的考えですが9日〜14日くらい休暇と有給休暇を混ぜて利用するのがいいかと思います。

仕事復帰後は職場の方がとても気をつかってくれました。あまり復帰が早いと痛みもあって逆に心配させてしまうかもしれませんし、回復も大事です。折角の機会でもありますししっかりと体を休めましょう。

もしこの記事が少しでも参考になれば嬉しいです!

ではまた!


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