【はじめての流産】子宮筋腫摘出、腹腔鏡下手術の体験談。

ひとりごと

はじめての妊娠は、結婚から3年以上経ってから。
喜んだのも束の間、胎芽を確認することができずに腹痛があり流産。
流産から3ヶ月後には子宮筋腫の手術を行い、お薬を飲んで半年間傷の回復を待ちました。

こちらの話は入院前や入院中のメモをベースにして思い出しながら書きました。
流産・手術前・手術後に分けて備忘録として残しています。

自分の思うままに執筆してしまい読みづらい文章となっておりますが、ご了承くださいませ。

当時私は検索魔で、同じような経験をされた方の情報を集めておりました。
だからこそこちらを公開させて頂きます。

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入院・手術前日

今日から1週間入院。夫と一緒に病院へ。
コロナ禍なので面会が基本的にNG。夫が病院に来るのは手術日と退院の時だけ。
夫と1週間も会えないのは私がまだバリバリに働いていた時の出張以来。

看護師さんが暫く会えないからと気を利かせて時間をくれました。
でも夫婦共々、特に喋ることなどなく……。
寂しいし不安もあるけど数分だけ一緒に座ってました。

部屋に入ってすぐ、15時頃。便を出すための薬を服用。
お風呂は入れないのかと思っていたけどシャワー室があり、夕食前にシャワーを浴びることができるとのこと。

18時頃になると夕飯が出てきて、食べてみると程よい味付けで美味しい。幸せだ。
21時にもまたセンナを飲み、その日は本を読んで過ごしました。

いよいよ、明日は手術。
夜はあまり寝付けなかったので持ってきていたウォークマンで音楽を聴いていました。

結局寝れたのは2時くらいでした。

腹腔鏡下手術当日

朝5時頃に目が覚め、睡眠時間は3時間ほど。

朝ご飯は栄養ドリンクのみ。
昨日の夕ご飯の後は絶食。水分も0時以降はなし。
とりあえず暇なのでまた音楽を聴いて過ごしました。

朝、時間になると看護師さんが点滴をつけてくれて、手術着に着替え。
点滴の針が太く、私の血管が細いらしく2回刺される。

めっっっっちゃ痛い。
我慢したけど刺されたところをみると刺された跡が見えてその大きさにちょっと引きました。
・・・針太すぎません?

今まで打った注射の中でも一番痛かったです。間違いなく。

その後、午前中に手術前の健診・歯の清掃などがありました。
手術は13時から。

お昼頃に夫がきてくれました。
手術の説明を受けて少しだけ話をし、昨日着替えて出た洗濯物を渡しました。

あまり寝てない割にすっきりしていて緊張もなく、あとは先生方にお任せするだけでした。

手術時間が近づいて弾性靴下を履いて準備。
締め付けがすご過ぎて2000円もしたのに入らなかったらどうしようといらぬ心配をしながら履きました。

13時になり、いよいよ手術。
夫に行ってくる、と手をふって手術室の中へ。
緊張はなし。心細いけど。

手術室の中は広くて普段見ることはできないのでなんだか新鮮に映りました。



寝台に寝転がり、何秒か後に入院前にお願いしていたSUPER BEAVERの曲とオレンジのオイルの香りが漂ってきました。

服を脱がされ、テキパキと心電図や血圧計をつけられ、手術が始まる。
これから人工呼吸器をとりつけ、自分では呼吸ができなくなる……

なんだか気持ちが昂り、涙が出そうになって脈が速くなりそのせいで機械音が大きくなりました。
落ち着こうと深呼吸すると機械音も小さくなります。

横に寝かされて背中に注射。
ここから痛み止めなどの薬を入れるそうです。
地味に痛いです。涙も出てきました。

初の妊娠が流産だった人ってきっと自分が思ってる以上にいっぱいいるでしょう。
それでも自分が惨めで涙が出てしまいます。

自分の周りの人が次々妊娠し、出産していくから。
そして心の中でそれを妬んでいる自分がいるから。

女の人が私の涙を拭ってくれました。
私の左手に先生が何か取り付けています。
注射を打とうと私の血管を見ているらしいのですが、肌が白くて分かりにくいと言われました。

普段よく見るのは年配の方が多くてしわしわだから分かりやすいんだと、笑わせてくれました。

あれやこれやと手術の準備が進んでいき、「麻酔を打ちますねー。意識がなくなっていきます。」と声をかけられ麻酔を打たれるとすぐに意識はなくなっていました。

手術終了

手術前に言われていたけれど、目覚めた時は酸素マスクがついていて鼻呼吸をしようとしたけど上手くいかずにゆっくりと口で呼吸をし直しました。

目が覚めたのでそのまま手術室から病室へ運ばれました。
起きたのは17時頃。
その時の状態は左手に点滴、右手に心電図、背中の麻酔に尿の管もあってがんじがらめでした。

手術後は目が疲れやすいと聞いてたので始めはぼーっとしていましたが、何もすることがないので音楽を聞いて過ごしました。

今日のご飯は勿論なし。
夜も音楽を聴きながら寝たけれどタイマー機能で音楽がとまる度に目が覚めました。

夜中、熱も出てきて汗だくでしたが、何より辛かったのは自分の重みで背中の管のところが痛いこと。
背中は痛いしあまり動かないのもよくないと言われていたのでなんとか体重移動したり少しずつ動いてました。

まだ酸素マスクをつけた状態だったので深呼吸してみると少し楽になった気がしました。

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