初めての育児、そして5〜6ヶ月頃から始まる初めての離乳食。
楽しみな一方で育児に加え離乳食を用意する手間が増えたり、離乳食の進め方に不安を覚えたりして悩んでしまう方も多いことと思います。
私も我が子が離乳食を食べるのを楽しみにしてました。
けど同時に、アレルギーの可能性や喉に詰まらせたりしないか心配ももちろんありました。
ですが離乳食についてネットで調べていると6ヶ月頃から赤ちゃんに貯蔵されていた鉄分が不足してくるという情報を見つけ、しっかり栄養を摂れるようにしてあげたくて積極的に離乳食を進めようと思い『補完食』を参考に早い段階で2回食を開始することに。
今回は我が家の離乳食初期の進め方についてご紹介したいと思います。
我が家の離乳食初期、進め方のポイント
我が家の離乳食の進め方はこちらです。
- アレルギーの心配の少ないものはどんどん進める(土曜は9時までに食べさせる)
- 日曜・祝日は継続食材(食べたことあるもの)
- 我が家でよく食べる食材を優先。
- 食べれなかったものは少ししてから再挑戦。混ぜてもOK。
- アレルギーが心配な新規食材を食べる日は翌日はアレルギーの少ない野菜にするor休みにする。
- アレルギーが心配な新規食材を食べる日は翌日も病院が開いてる日にする。
- 2回食、3回食を早めに始める。1週間で2回食、様子を見て1〜2ヶ月で3回食を検討。
- おでかけの日やご機嫌斜めの日、やる気がない時は休んでOK
- 食べる回数を早めに増やすので量は増やし過ぎない。
- 母乳は好きなだけ。ミルクは状況によって0〜2回。
- 節約のため基本は手作り。ただし、非常食やお出かけ時の為にBF(ベビーフード)などをストックしておく。
それではうちで実際に進めた離乳食スケジュールを紹介します。
我が家の離乳食初期前半(4週間)のスケジュール
スケジュールはこちらです。
(-は新規食材がない日です。日曜・祝日で病院が閉まっている日や予防接種や他の予定がある日など)
日数 | 新規食材 | 食材の形状・息子の様子など |
1 | お粥 | ぺろぺろと口に入れてくれる |
2 | – | |
3 | – | |
4 | にんじん | 口には入れたけど…?好きではない? |
5 | – | |
6 | ほうれんそう | 苦手っぽい。※2回食開始 |
7 | – | |
8 | かぼちゃ | 食いつき良し!好きな食べ物1つ目! |
9 | 玉ねぎ | 口に入れたけど進まず… |
10 | – | |
11 | さつまいも | 好物2つ目発見!家族揃って大好きw |
12 | キャベツ | まぁまぁ |
13 | ブロッコリー | ちょっと臭みが気になった |
14 | じゃがいも | まぁまぁ |
15 | とうふ | まぁまぁ |
16 | 大根 | ちょっと苦味が残ってたので再チャレンジ |
17 | – | |
18 | 卵黄 | 耳かき1クリア |
19 | -(卵黄2回目) | 耳かき2クリア |
20 | 白菜 | 水っぽくなってしまった |
21 | ヨーグルト | すっぱいのにパクッと食べるw |
22 | オートミール | 苦手な様子… |
23 | – | |
24 | – | |
25 | りんご | 好き。アレルギーに注意! |
26 | 細麺うどん | 食べなかった |
27 | 鯛 | ちょっとパサつくのでとろみ必要 |
28 | コーンスープ | BFのスープ。好きそう |
最初の1ヶ月は我が子の様子や離乳食を作って気になった点などを簡単にメモして後日改善に活かします。
離乳食の本などには同じ食材を2〜3日続け小さじ1ずつ量を増やす例が多いですが「できる限り色々な食材にチャレンジしてほしい」「息子の好物を知りたい」「食事に慣れ、食事が楽しいものだと感じてほしい」と思ったのでアレルギーの心配の少ない野菜から毎日1種類ずつ挑戦しました。
最初はそんなに量食べないかもしれないし苦手なものを続けて出しても息子も嫌だろうし私も食べてくれないとストレスになるかも…とも思ってもいたので、個人的に楽しく進められたので良かったです。
我が家流「食事の濃さ(水分の量)」
補完食では開始からすぐ5倍粥が推奨されています。
理由は10倍粥では水分が多く、母乳と同等の栄養が得られないからです。
ですが今まで母乳とミルク以外口にしたことがない息子。
食べることができるか不安だったので取り敢えず最初は10倍のつぶしがゆを作りました。
おかゆはご飯にお水を入れてレンジ調理してからブレンダーでつぶし粥にして冷凍保存。
補完食を意識していたので水分は徐々に減らすつもりではいましたが、解凍時の加熱の具合によっては水分が飛んでしまって結局固くなってしまうので水分少なめに作って保存し解凍時に水を足すことに。
なので2回目のストック作りでは7倍つぶし粥、5倍つぶし粥にしたのは4回目くらいだったと思います。
解凍する時に水を足すと量は増えてしまいますので、必要量より少なめにストックしてました。
因みに野菜も最初の方はネットで調べた通りの濃さ(水分の量)で作りましたが、徐々に水分少なめに作って解凍時に水分調節してました。
離乳食の量と献立
食べる量と献立について話したいと思います。
献立とは言ってもペーストを2〜3種混ぜればできます。
離乳食初期でも色々なレシピが公開されていますが、基本的にトータルがおかゆ30g、野菜15g、たんぱく質10gほどになっていると思います。
離乳食は新規食材小さじ1からが基本ですが、離乳食中期にはおかゆ50〜80gに増えます。
参考に離乳食初期・中期の量の目安を記載しておきます。
離乳食開始から1ヶ月の目安 | 離乳食中期 | |
おかゆなどの炭水化物 | 30g | 50g〜80g |
野菜 | 15g | 20〜30g |
豆腐、白身魚、卵黄など | 5〜10g | 15g (卵黄は1個まで) |
この表を目安として初期前半にしては少し量が多くなりますが、野菜は1食で10g前後をストックし2種類出していました。
我が家のスケジュールでは毎日1種新規食材があり野菜のストックが多くなりますが、1食に2種類×2回食なので殆ど1週間〜10日くらいで使い切ることができました。
新規食材 | 継続食材 | |
4日目 | にんじん | おかゆ |
6日目 | ほうれんそう | おかゆ+にんじん |
8日目 | かぼちゃ | おかゆ+ほうれんそう |
15日目 | とうふ | おかゆ+かぼちゃ+ほうれんそう |
18日目 | 卵黄 | おかゆ+にんじん+さつまいも |
20日目 | 白菜 | おかゆ+にんじん+とうふ |
このような感じで新規食材に残ってるストックから1品足しています。
BF(ベビーフード)の買い置き
基本は手作りしていましたがおでかけや非常時、やる気が出ない時のためにBFを購入し手作りの時にも活用しました。
私が最初に購入したのはお湯で溶かす野菜スープ、コーンスープ、オートミールです。
鉄も配合されていて味付けに使えるので使いやすいと思い選びました。
オートミールに関しては食べられるか不安がありましたが、たんぱく質、鉄、カルシウムなどの栄養が豊富で食べさせたい食材だったので早めに購入しました。
手作りメインだと離乳食初期はおでかけの時は離乳食お休みするのでBFを使うことは少ないですが、中期頃からは外出時に持参することも増えてくると思います。
初期にある程度アレルギーチェックを進めておけば中期・後期のBFも選びやすくなりますよ。
まとめ
離乳食を始めてみて私が思ったのは「そんなに難しく考える必要はない」ということです。
アレルギーや窒息の心配、栄養は足りているのか、好き嫌いなく食べてくれるか、などなど思うことはたくさんあるかもしれませんが、一番大切なのは食事の楽しさを感じてもらうことだと思います。
これまで母乳やミルクでしか栄養を摂ったことがないので最初は食べられなくても当たり前。
嫌がるようならすぐ切り上げてOK、準備や離乳食をあげるのがきつい時は休んでも大丈夫。
まだまだ母乳やミルクからの栄養が大半なので焦らないでくださいね。