私が出産前に購入したベビー用品の総額は2万6千円ほど。
「そんなに少なくて大丈夫?」と思われた方もいるかもしれません。
結論、問題ありませんでした。
今回は、出産前に買うベビー用品は最低限でOKな理由と最低限必要なベビー用品についてお話します。
出産準備が最低限でいい理由4つ
産後1ヶ月は外出する機会は少ない
産後すぐは産褥期といい、大きくなった子宮を元に戻すために体が回復しようとする時期で、外出は控えることが推奨されています。
おでかけ用のアイテムを使うのは、早くても1ヶ月健診やお宮参りからです。
その間に必要だと感じるものが出てきても、ネットで購入できるので心配しなくてOK。
使用期間が短い
ベビー用品は使用期間が短いものが多いです。
赤ちゃんは仰向けで寝ているだけの状態から、たった1年間で寝返り・おすわり・はいはい・つかまり立ち・ひとり歩き…とできることが増え、身長・体重も急成長します。
半年くらいで卒業することが多いバウンサー、1年ほどで卒業することが多い哺乳瓶、最低1ヶ月しか使わないベビーバスなど、短期間で卒業するものがほとんどです。
赤ちゃんの好みにあわない可能性がある
ベビー用品はあったら便利ではありますが、赤ちゃんにあわずに使わなかったり買い替えたり、寧ろ使わない方が生活スタイルにあっていた、ということもあるかもしれません。
お祝いでいただける可能性も
産後に「何がほしい?」と聞かれる場合もあります。
その時にリクエストできそうなものは、購入を待ってもいいかもしれません。
最低限、必要なベビー用品リスト
産後すぐに必要になるアイテムは大まかに言うと服・寝具・入浴アイテム・チャイルドシート、そしておむつ・お尻拭きです。
ベビー服
新生児は50サイズ。
50サイズだと1〜2ヶ月でサイズアウトします。
購入してもあまり着られないので少なめにするのが無難です。
私は最初から60サイズを用意しました。
寝具(ベビー敷布団とスリーパーorタオル)
掛布団と大人用の敷布団を赤ちゃんに使うのは窒息リスクがあるとして、推奨されていません。
そこで私がおすすめするのは、ベビー敷布団+スリーパーです。
スリーパーは着るお布団なので、きちんとスナップをとめていれば大きく捲り上がったりすることがありません。
成長して寝返りしたり、寝相がひどくて布団からはみ出ても、お布団は着た状態なので寒い冬でも安心できるかと思います。
夏であればサラッとした薄い生地のものか、タオルでもいいです。
赤ちゃんは暑がりなので、着せすぎに注意してください。
ベビーバス
出生から最低1ヶ月は沐浴を行います。
私はベビーバスは買わず代用品を用意しましたが、ベビーバスの方が安心・楽にお風呂に入れられます。
腰痛持ちの方やワンオペ予定なら、赤ちゃんが姿勢をキープできるストッパー付きのベビーバスが負担が少なくてよさそうです。
バスチェアとしても使用できるのでお母さんのお風呂待ちの間も座らせられますね。
また、洗面台でシャワー浴をする場合は立ったまま入れられるので、そちらの方が楽という方もいるかもしれません。
沐浴マットというアイテムも販売されているので、気になる方はチェックしてみてください。
ベビーソープ・保湿クリーム
赤ちゃんは肌が薄いですが皮脂が多いのでベビー用のソープを用意し、やさしく隅々まで洗ってあげましょう。
保湿クリームも頭から爪先まで全身に塗ります。
夏や季節がかわる時期は汗や皮脂、乾燥で肌があれやすくなるので、しっかり保湿してあげましょう。
人気どころ『「アロベビー』『ママ&キッズ』などです。
日焼けは年齢を重ねたときに、しわやたるみとして出てくると言いますから、最近はお子さんにもしっかりお手入れされるママさんたちも多いみたいですね。
タオル
清潔なタオルを用意しておきましょう。
お風呂は勿論、おくるみやお布団がわりに使うこともできます。
家に綺麗なものがあれば買わなくてもいいと思いますが、肌触りなど気になるなら用意しましょう。
チャイルドシート(車をお持ちの家庭)
車をお持ちのご家庭は必須です。
シートベルトに取り付けるタイプとISOFIXというタイプもありますのでお持ちのお車を確認してからご購入ください。
回転式が乗せ下ろししやすく人気です。
おむつ・おしり拭き・おむつ用袋
人おむつは産院と同じものを購入される方もいるそうです。
その場合は後にしてもOK。
新生児サイズはサイズアウトが早いので、1〜2パック用意。
足りなくなったらご主人にお願いしちゃいましょう。
(ミルクor混合予定の場合)哺乳瓶・哺乳瓶消毒アイテム・ミルク
母乳がよく出る方は、哺乳瓶を全く使わないで卒乳までいくこともあります。
産後に母乳量を確認してから買うか、念の為買うなら1本だけでいいと思います。
完ミや混合なら、予備もあわせて2本くらい買っておいてよさそうです。
赤ちゃんによっては哺乳瓶の乳首やミルクが合わないということもあるようです。
おむつと同じく産院と同じものを買う方も。
哺乳瓶で人気なのは、『母乳実感』で「赤ちゃんが自然に飲める」を追求した商品です。
現在『My母乳実感』といってオリジナルでカスタムできるものも販売されています。
他にも赤ちゃんの飲む姿勢にこだわり、誤嚥を防ぎ、ゲップを軽減してくれるようデザインされた『ベッタ』という哺乳瓶はグッドデザイン賞を受賞しています。
買うか迷っているものは、リサーチしておこう
絶対に必要になるベビー用品は上記の「最低限、必要なベビー用品リスト」にまとめていますが、生活スタイルによってはあると生活がグッと楽になるものもあるでしょう。
使用期間が短いものや使う頻度が少ないものはレンタルするという選択肢もあるので、使うならどのメーカーいいのか、それぞれいくつか候補を出して必要になった時に再度検討してみてはいかがでしょうか?
産後は産後で夜泣きが辛い、体調がすぐれないというママさんもいるでしょう。
ネットを利用すればお家に届くので、リサーチさえしておけば産後、商品を選ぶ手間を減らせますよ。
我が家が、出産前に準備したアイテムと金額
私が産前に準備したベビー用品は約2万6千円ほど。
必需品のチャイルドシートは、父にお祝いとして買ってもらいました。
購入したベビー用品はこちら↓
肌着2枚セット×3(60サイズ) | 2141 |
ガーゼ20枚セット | 637 |
敷き布団 | 2067 |
バスタオル×2 | 1494 |
除湿シート | 989 |
防水シート2枚セット | 1539 |
哺乳瓶5本(母乳実感) | 8088 |
おむつ新生児サイズ×1パック | 1597 |
おしりふき×2箱 | 1977 |
布おむつ | 1350 |
泡ソープ本体+詰め替え | 2308 |
保湿クリーム | 500 |
ベビーバス代用品 | 550 |
つめ切り、おむつ用消臭袋×4 おしりふきのふた×2 | 770 |
チャイルドシート(父購入) | 約30000 |
私の場合は、産前から母乳とミルクの混合のつもりだったので哺乳瓶を用意しました。
メルカリでセット購入したので多めですが、使わなかったらメルカリで売るつもりです。
爪切りとおむつ用消臭袋、ベビーバスの代用品はDAISOさんで買いました。
使ってみて私は特に問題はありませんでした。
布おむつは、普通なら布おむつカバーも一緒に使用します。
私は紙おむつ節約に使ってみようと思い、それだけを購入しました。
泡ソープやおしりふきは消耗品だし、大人も使えるからと思って爆買いしてます(笑)
↓布おむつで節約してみた記事はこちら。気になる方はよろしければ読んでみてください。
出産後〜1年間で買ったベビー生活用品は?
私が出産後に購入したものはこちら。
(消耗品・衣類・おもちゃや絵本・五月人形などは除外)
- 抱っこ紐
- スリーパー
- お風呂マット
- プレイマット
- 離乳食のフリージング容器
- 着るタイプのお食事エプロン
- コップのみの練習マグ
- クールネックリング
- エアラブ&エアラブ用モバイルバッテリー
- ヒップシート
- ハイチェア
もしかしたら、一部抜け漏れはあるかもしれませんが、金額が大きいものはすべて入れています。
離乳食セットとバウンサーはお祝いでいただいたので、我が家は購入していません。
1年経ってみて…
出産して1年経った今、「ベビー用品は、値段に対して使用期間が短い」ということを実感しています。
服やおむつ、おしり拭き、寝具、など必ず使うものもある一方で、抱っこ紐やベビーカーのような育児がちょっと楽になる「なくてもいいけどあると助かる便利アイテム」があります。
また今しか着れない・使えない「デザイン重視のベビーアイテム」も多いです。
本当に必要なもの、我が子に本当に着てほしいものをしっかり取捨選択したいと感じました。
出産で愛しい命が生まれることはとても幸せなことですが、産後は気持ちが不安定になりやすくなります。
産前にしっかりリサーチして、産後の育児でつらくなるようなことがあれば、必要だと割り切ってベビー用品に頼りましょう。
↓必要最低限の出産準備をした私が、産後すぐに最初に買ったベビー用品は『抱っこひも』。
乗せ下ろししやすくておすすめの『ベビービョルン ハーモニー』。